不動産登記をしないまま、放置しておく事のデメリットは主に3つあります。
まず1つ目が、土地や建物の所有者誰なのかが分かり辛いという点です。
取得したり相続した土地、建物がある市役所や町役場へ現在の所有者が誰なのか、申し出る事によってデメリット部分を解消する事が出来ます。
とはいうものの、他人の土地に建物を建てようと考える人も少なくありません。
そのような場合は建物表題登記、所有権保存登記をしていないと、第三者に対抗出来ない可能性があるのです。
また土地や建物の所有者が亡くなり、子供が相続しようとしても手続きをしっかり踏んでいない時は、後々揉め事に発展する恐れもあります。
不動産を担保にし、融資を受けようとしても不動産登記を行っていなければ、審査を通過するのは困難になるかもしれません。
トラブルを避ける為にも、専門家に依頼し不動産登記を行っておく方が賢明です。
若干費用は掛かりますが、重大なトラブルにまで発展してしまうケースを想定した場合、お得だと言えるでしょう。