不動産登記の必要性について
これは今まで私も全く知らなかったことですが、不動産登記は義務ではないということです。
不動産を登記するかしないかは、全くその個人の自由に任されているのです。
ですから例えば遺産相続なので、不動産を登記しない人達もたくさんいます。
この盲点をついて空き家対策の問題が発生しているというわけです。
普通に考えれば親の世代がなくなれば、その不動産を子供の世代が引き継ぐのが当たり前です。
ところがその不動産を登記しない人達が増えてきています。
その理由は単純でした。
年末に定期的に支払うべき固定資産税を支払いたくなかったからに他なりません。
このように不動産の登記は義務ではありませんが、それを不動産登記できたものは、その権利を主張することができます。
この一点がとても重要なポイントとなります。
例えば同じ物件を二人の人が同時に購入したとします。
この場合問題となるのは代金の支払いではありません。
代金の支払いでなくて不動産の登記をしたかどうかにかかっています。
不動産の登記を済ませた人が所有権を主張できるのです。
Copyright ©不動産登記は、自分で行う事が出来ます All Rights Reserved.